競馬の基本中の基本

予想の正解と馬券の正解は違うという話

競馬で勝つのが難しい理由の1つに「結果の予想の正解と馬券の正解が同じではない」ということがあります。
このようなルーレットがあります。

Aは60% Bは30% Cは10%です。
A・B・C どれに賭けるのが正解でしょうか?
当たりハズレを競うだけ1番確率の高いAを選ぶのが正解です。
しかし、馬券的には正解ではありません

1 Aが1.5倍 Bが4倍 Cが9倍  だったら Bが正解
2 Aが1.5倍 Bが3倍 Cが12倍 だったら Cが正解
3 Aが2倍   Bが3倍 Cが9倍  だったら Aが正解

となります。
100回やれば答えがわかると思います。

100回勝負して得られる報酬
1 A  90  B 120  C  90
2 A  90  B  90  C 120
3 A 120  B  90  C  90

1なら AとCはマイナス10 Bならプラス20
2なら AとBはマイナス10 Cならプラス20
1なら BとCはマイナス10 Aならプラス20

となります。

このように確率が同じ1つのルーレットでも配当によって正解が異なります
競馬でも同じです。
アーモンドアイが出走するレースは全てアーモンドアイが勝つ確率が高いでしょう。
しかし馬券的には他の馬を買うのが正解のことがあります。
オルフェーブルが出ようがモーリスが出ようがディープインパクトが出ようが同じことです。一番勝つ確率が高いだけでは買う理由にならないのです。
レースの結果の予想と馬券の正解が一致しない所が、競馬で勝つ事の難しい理由の1つになっています。

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mineuma
競馬が好きすぎて、予想屋になりました。