競馬の勝ち方をプロが完全解説!初心者でも勝てるようになる馬券理論を学習しよう!
はじめまして。峰といいます!このサイトの編集長をしています。
このページは「競馬の勝ち方」を、とにかくわかりやすく解説します。
僕はいわゆる「根っからの競馬好き」で、競馬で生活できること目標にして生活しています。
こんなバカげた目標を立ててしまったばっかりに辛い人生を選んでしまいました。
競馬ばかりやってるとどんな悲惨な目に遭うかはそのうちに話します。
- 完全初心者でも大丈夫なように
- 出来る限りわかりやすく
- 専門用語を使わずに
- 図解多めで、競馬の勝ち方を紹介していきます
同時に競馬初心者のよくある質問・間違いに
- 競馬予想の手順は?
- おすすめの競馬新聞はどれ?
- 競馬でお金を得られる仕組みは?
こんな疑問も、「全て」このサイトで解決していきます
1.勝ち負けの前に絶対に理解しなければいけないこと
競馬の話をする前に最初に絶対に理解しなければいけないことがあります。
それは 未来のことはわからない ということです。
競馬に当てはめると「レースの着順なんて考えてもわからない」ということになります。
いきなり馬で考えるのは難しいので、他の物で考えてみましょう。
サイコロ コイン 何でもよいのですが、あとの説明がしやすいのでルーレットで考えます。
このようなルーレットがあるとします。これを回して球を入れると赤と黒どちらに入るでしょうか?
それは考えても分かりません。赤に入ることもあるし黒に入ることもあります。
実際にルーレットを回すわにはいかないのでエクセルのマクロで検証してみます。
excelで
=IF(INT(RAND()*2),”赤”,”黒”)
という関数を作りました。(1・2の乱数を取り1なら赤、2なら黒を表示する)
簡単に言うと赤と黒を半分ずつ表示します。
この関数を12回(12レース)実行して結果を見てみます
回数のところには
=COUNTIF(C8:C19,”赤”)
=COUNTIF(C8:C19,”黒”)
が入ってます
エクセルでこの関数を使えばルーレットが再現できますので実行してみます
12レースで4日間のシミュレーションです。
このような結果になりました。12回づつだと結果にバラつきがありますが、全部トータルで数えるとだいたい確率どうりの結果が出ます。当然約50%づつ出ます(あたりまえ)
ではこのルーレットならどうでしょう。
「黒より赤の方が入りやすい」というのは何となくわかります。
実際に球を投げてみたら赤に入ったとしましょう。
ではもう1回投げたらどうでしょう。
またまた赤が出たとします。
さらにもう1回投げてみたらどうでしょう。
そのうち黒に入るはずですが、それはいつかは分かりません。
1回目に入るかもしれませんし、12回目まで入らないかもしれません。
わかるのは「赤がでやすい」という所まで。次に何がでるのかは、やってみないとわからないのです。
またマクロで検証してみます
=IF(INT(RAND()*4),”赤”,”黒”)
1~4の乱数を取り 1~3なら赤 4なら黒を出してます。
(75%で赤 25%で黒を表示)
このような結果になりました。今回もバラつきがありますが、全部トータルで数えるとだいたい確率どうりの結果が出ます。
当然赤が多く出ます(あたりまえ)
ではこのルーレットを見てわかるのはどこでしょう。
それは 「赤が75% 黒が25%の確率で出る」ということです。
わかるのはここまでです。これ以上はどんなに考えてもわかりません。
大体、考えたり計算したりで勝敗や結果が分かったらスポーツや賭け事は成立しません。
野球は6チームで何度も同じチームと試合をしますが、毎回結果が違います。
巨人ー阪神 で10-1で巨人が勝った次の日に阪神が2-1で勝っても普通のことです。
サッカーで日本とブラジルで100戦したら日本が1回ぐらい勝っても不思議はないでしょう。
- 考えてわかるのは確率まで
- そこから先はどんなに考えても計算してもわからない
2.「競馬で勝つ」ってどういう事?
さて、そもそも「競馬で勝つ」ってことはどういう事なのでしょうか?
多くのレースを的中させること?
万馬券を的中させること?
それは人によって違うと思うので、私は自分で勝手に決めてしまいました。
お金が増える
お金を増やすのが目的です。
予想を多く当てる・高配当を当てるのが「勝ち」な訳ではないのです
- 「競馬で勝つ」とはお金を増やすこと
3.「競馬で勝つ」ための基本理論
「競馬で勝つ」とはお金を増やすこと。
そう定義してしまえば勝利の道が見えてきます。
引き続きルーレットで考えます。
このルーレットでお金を増やすにはどう買えばよいでしょうか。
私は2つの案が思い浮かびました。
それは
- 赤か黒かをたくさん当てる
- 2倍以上の時に買う
しかしどんなに考えても確率以上に当てるのは不可能と先ほど結論がでてます。
なので残った方
「2倍以上の時に買う」
この考え方で考察していきます。
赤と黒が50%で出るものとして検証していきます。
下の表は倍率による結果の違いです
2.1倍以上の時に買えばプラスになることがわかります。
- まず確率を考える
- 買いたい目が確率以上のオッズなら買う
4.予想の正解と馬券の正解の違い
今までは話をシンプルにするために、赤と黒で半分づつのルーレットで考えてきました。
ここでは下のルーレットで考えていきましょう。
問題 あなたなら赤と黒どちらを買いますか?
どちらを買うかと理由を考えてみてください。
答え オッズしだい。赤なら1.35倍以上 黒なら4倍より高ければ買っても良い
解説 「次に出る目はわからない」というのは、もう何度も説明したから分かってもらえたと思います。では何を考えれば良いのでしょうか。それは確率です。
このグラフを見れば「赤が75%黒が25%で出そうだな」とわかると思います。
結果を当てるだけなら「赤」を買うのが正解です。
100回買えば75回は当たります。
しかしもし「赤」のオッズだ1.3倍だとどうでしょう。
1.3 * 75 = 97.5
100回やって 97.5しか回収できないため ー2.5の負けになってしまいます。
では「黒」はどうでしょう。
予想としては不正解です。
100回勝っても25回しか当たりません。
しかし「黒」の配当が4.5倍だったらどうでしょう
4.5 * 25 = 112.5
100回やって 112.5回収できるため +12.5の勝ちになります
このように次に赤がでるのか黒が出るのかの予想と、どちらを買うかの選択は全くの別物なのです。
自分の選択が正しかったかわかるのはずーっと未来の事になります。今まで何百レースもやって負けている人は判断が正しくなかったということです。
- 結果の予想と勝てる選択肢を考えることは違う
- 選択したことが正解だったのかはその場ではわからない
- 判断が正しかったのかがわかるのは未来になってから
5.選択肢が複数の場合の検証
ここまでは1/2のルーレットをメインに説明をしてきました。
しかし、実際の賭け事は選択肢が複数ある事のほうが多いです。
ここではexcelを使って選択肢が複数ある場合の検証をします。
excelで下のような表を作ります。
- 2~5の乱数を取りそれを選択肢の数とする
- 的中確率はそれぞれ均等とする(2択なら1/2 5択なら1/5で的中)
- 的中した場合は20%資金が増える
- 100回試行する
頭数のところには
=INT(RAND()*4)+2 (選択肢数をランダムで選択)
買うべき配当のところには
=C6*$C$1
当たりはずれのところには
=IF(INT(RAND()*C6)=0,”○”,”×”)
配当のところには
=IF(E6=”○”,D6,0)
がそれぞれ入っています。
3回ほど実行してみました。
その結果がこれです
例として3回ほど載せておきます。
実際には100回ほど試行しました。
体感で90%は勝利しました。とうぜん負けることもあります。
これで選択肢が多い場合でもこの買い方をすれば勝てるという事が証明できたと思います。
選択肢が増えても考えることは同じ
6.実際に競馬にあてはめて考えてみる
ここまでルーレットをに例えて説明をしてきました。
しかし実際に買うのは馬券です。
最後に今までの考え方を競馬にあてはめて説明します。
これは最近の名レース 2020年秋のジャパンカップの出馬表です。
このレースを考えた私の結論はこうでした。
アーモンドアイ 12回
コントレイル 5回
デアリングタクト 2回
その他の馬 1回
が勝つ
ルーレットで表すとこのようになります
この確率で決まるとすると、購入しても良いオッズは以下の通りです
アーモンドアイ 1.7倍以上
コントレイル 4.1倍以上
デアリングタクト 10.1倍以上
その他 私なら買わない
実際のオッズは以下の通りでした。
アーモンドアイ 2.2倍
コントレイル 2.8倍
デアリングタクト 3.7倍
結果はみなさんご承知の通り、アーモンドアイの勝利でした。
しかし馬券で重要なのはそこではありません。
私の結論で判断した確率でレースが決まったして、選んだ馬券が正しかったか判断します。
実際のオッズと想定確率で20回馬券を買った結果をシミュレートします
アーモンドアイ
実際のオッズ 2.2倍
仮想1着回数 12回
仮想払い戻し 2.2*12
=26.4
仮想収支 26.4ー20
=+6.4
コントレイル
実際のオッズ 2.8倍
仮想1着回数 5回
仮想払い戻し 2.8*5
=14
仮想収支 14-20
=-6
デアリングタクト
実際のオッズ 3.7
仮想1着回数 2回
仮想払い戻し 3.7*2
=7.4
仮想収支 7.4-20
=-12.6
以上の結果からアーモンドアイを買うのは正解だったと思われます。
しかし本当に正解だったのかは一生わかりません。
競馬をやめた時に競馬収支がプラスだったら正解 マイナスだったら不正解ということです。
ゲートで出遅れる馬 好発信する馬 掛かる馬が違うだけでも着順は毎回違う馬になると思う
そのレースで当たる確率とオッズを比べて、お金が増えそうなら買う。ただそれだけ
7.まとめ
以下に今までのまとめを記します
- 考えてわかるのは確率まで
- そこから先はどんなに考えても計算してもわからない
- 「競馬で勝つ」とはお金を増やすこと
- まず確率を考える
- 買いたい目が確率以上のオッズなら買う
- 結果の予想と勝てる選択肢を考えることは違う
- 選択したことが正解だったのかはその場ではわからない
- 判断が正しかったのかがわかるのは未来になってから
- 選択肢が増えても考えることは同じ
あとはこれを各自で極限まで磨くだけだよ
肉体的ハンデはなし。頭脳勝負。持ってる情報はみんな同じだからね