2019年 有馬記念が終わりました。リスグラシューと矢作厩舎・レーン騎手の圧勝で幕を閉じました。
この勝利は、やるべきことはすべてやりつくした厩舎の努力の賜物だと思います。
矢作厩舎の行ったこと
1.レーン騎手を呼ぶ
2.通常だと短期免許も取れないところを特例で取得させる
3.中山 初騎乗のレーン騎手に8Rグッドラックハンデキャップの騎乗馬を用意する
の3点です。ひとつづつ解説します。
レーン騎手を呼ぶ この時期、日本以外だって競馬シーズンだろうに有馬記念だけのために騎手を呼んだ
土曜日の騎乗馬がないことから、そうとうギリギリのスケジュールだったと思われる。
特例で短期免許取得 通常の手続きでなぜ取れないのかはわからないが、特例で短期免許ととったようだ
(本人の談話)
むかし騎乗停止中の武豊をディープインパクトに乗せるというひどい特例を使った
ことがあるJRAだが今回の措置は良かった思う。
グッドラックハンデを使う レーン騎手は実は中山初体験であった。中山2500は特にクセのあるコースである。
さすがにぶっつけ本番でこのコースはハンデがありすぎると思った矢作厩舎は8Rに
レーンの為に騎乗馬を用意したのはさすがである。(自厩舎の馬ではないので頼んだと
思われる。)もともと、このグッドラックハンデキャップと土曜日のグレイトフルSは
有馬記念のシミュレーションを行うために作ったレースと思われる。30年ぐらい前か
らずっと変わらずにこの日に行われている。
もちろんこの3点だけで勝てるわけではなく、アーモンドアイの謎の凡走(全力をだせなかった)もある。
しかし以上の3点をひとつでも欠いたら勝利はなかった気がする。
わたしもこのぐらい勝利の為に全力で何事も行っていきたいと思った次第です